債権を確実に回収するために

  • 未払い債権を確実に回収するにはどうしたら良いのか?
  • 請求しても払ってくれないので諦めている…

未回収の債権を抱えているなら早期に確実に回収すべきです。諦める必用はありません。

そのためにどういった工夫をできるのか、金沢の弁護士がご紹介していきます。

 

1.未払い債権が発生しない仕組み作り

債権回収を早期確実に行うには、「未払いが発生しない仕組み」を構築することが重要です。

たとえばクリニックや病院であれば、当初の問診票で患者の住所氏名だけではなく電話番号を書かせて請求先情報を把握しておくこと、高額な手術を行うケースなどでは連帯保証人をとっておくことなどが考えられます。不動産の賃貸借契約などでも個人相手の商売では同じことが言えます。

飲食店やホテル業では「キャンセル料」の未払いが非常に多く発生します。そこでネットなどでの申込であっても、申込み時にキャンセル料が発生することや発生条件をしっかり表示して認知させた上で、申込みの際に住所氏名電話番号、メールアドレスなどの詳細な情報を入力させます。利用日が近づいたらメールアドレス宛に「キャンセルに関する連絡」を入れることなどによって、顧客に逃げられないように対処します。

このように、業種に応じたさまざまな工夫をすることで多くの未払い債権の発生を防止できます。

 

2.未払いが発生したら「即時対応」が重要

どんなに工夫をしても、一定数の未払い債権の発生は避けられません。債権が未払いになったときに重要なのは「即時対応」です。

期日までに入金がなかったら「すぐに」相手に連絡を入れて状況を確認しましょう。

数日でも放置すると、相手は「支払わなくても良いのだ」と思って安心してしまい、支払う気持ちを失ってしまうことが多々あります。

相手と連絡がついたらいつまでに支払うのかを確認して、約束通り入金があるかを確認します。

もしも支払いがなかったら、訴訟などのより強硬な手段を検討する必要があります。

 

3.継続して大量の債権が発生する業種の場合

クリニックや塾、スポーツクラブなど、継続して少額かつ大量の債権が発生する業種では、1つ1つの債権管理が大変になるケースもありがちです。短期消滅時効制度の影響などもあり、結果的に回収できずに放置してしまう例もみられます。

そういったケースでは債権回収を一括で弁護士に任せることにより、効率的に回収可能です。弁護士が一括受託して、回収できた分から一定割合の報酬金を受けとり、残りを依頼企業に還元します。するとこれまで放置されて時効にかかっていた債権を取り戻せるようになります。

未払いの債権を効率的に回収できるようになると、会社の財務状況が大きく改善されるケースも多いので、放置しているならもったいない状況です。お悩みの経営者様は是非とも一度、ご相談下さい。

 

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